GUIDE 02 / Web
ホームページを、 「あるだけ」で終わらせない。
制作費をかけてホームページをつくった。会社の情報も掲載されている。ただ、そこから問い合わせが来ない。
アクセスが少ないのか、見てもらえているのに離脱しているのかも分からない。公開してから、内容はほとんど更新していない。
見た目を作り直す前に、誰が来て、何を見て、どこで離れているのかを整理する。
このページでは、Webから問い合わせが来ない原因をどう特定し、どの順番で改善するのかを整理しています。
01 / ISSUES
このような状態になっていないか
- 制作会社に依頼して公開したあと、内容をほとんど更新していない
- 会社概要は載っているが、何を依頼できる会社なのかが伝わらない
- サービス名や課題で検索しても、自社のページが出てこない
- アクセスはあるが、問い合わせフォームまで進んでいない
- 掲載している実績や事例が少なく、比較の材料になっていない
- 問い合わせ以外に、資料請求や相談などの入口がない
- アクセス解析は入れているが、数字を確認していない
当てはまる項目が複数ある場合、必要なのはサイト全体の作り直しではなく、どこで見込み客が離れているかの特定です。原因が違えば、打つべき手も変わります。
02 / STRUCTURE
なぜ問い合わせにつながらないのか
Webからの問い合わせは、次の段階を順に通過して発生します。どの段階の数字が不足しているかで、手を入れる箇所が変わります。
表示
検索結果やSNSのプロフィールなどに、自社のページが表示されているか。
訪問
表示されたときに、クリックして開いてもらえているか。
理解
開いた直後に、何をしている会社で、自分に関係があると分かるか。
比較
対応範囲・進め方・事例など、他社と比べる材料が揃っているか。
行動
問い合わせや資料請求への入口が分かりやすく、手数が少ないか。
連絡
送信後の流れが示され、連絡することへの不安が小さいか。
「アクセスが少ない」と「アクセスはあるが問い合わせが来ない」は、別の問題です。前者は表示と訪問、後者は理解から行動までの課題であり、必要な打ち手も変わります。数字を確認せずに作り直すと、どちらだったのかが分からないまま費用をかけることになります。
- そもそも見られていない
- 検索やSNSからの流入経路がなく、会社名を知っている人しか訪れていない状態です。内容以前に、表示回数と訪問数が不足しています。
- 狙う相手が曖昧なまま書かれている
- 誰に向けたページかが決まっていないため、説明が一般的になり、読んだ人が自分向けだと判断できません。
- 提供価値が伝わっていない
- 事業内容の列挙にとどまり、どの課題を解決できるのかが書かれていないため、依頼の判断材料になりません。
- 比較材料が不足している
- 対応範囲、進め方、費用の考え方が示されていないと、他社と並べた時点で候補から外れます。
- 信頼材料が見えない
- 実績、事例、体制、担当者の情報が分からないと、初めて接触する相手として不安が残ります。
- CTAが分かりにくい
- 問い合わせへの入口が下部にしかない、入力項目が多い、送信後に何が起きるか書かれていないなど、行動までの手数が多い状態です。
- 問い合わせまでの心理的ハードルが高い
- 相談すると営業されるのではないか、まだ検討段階では早いのではないか、といった不安を解消する情報が置かれていません。
- 公開後の改善がされていない
- 数字を見て手を入れる前提がないため、公開時点の状態から動いていません。
03 / PITFALLS
よくあるWeb改善の失敗
いずれも実際に必要になることがある施策です。問題は施策そのものではなく、原因を特定する前に施策から始めてしまうことです。
- とりあえずリニューアルする
- 原因が分からないまま作り直すと、費用をかけても何が効いたのか判断できず、数年後に同じ状態を繰り返します。
- デザインだけを新しくする
- 構成と掲載内容が同じままでは、印象は変わっても、判断材料の不足は解消されません。
- SEO記事を量産する
- 記事で流入が増えても、受け皿となるサービスページと導線が整っていなければ、問い合わせにはつながりません。
- CTAの数を増やす
- 「お問い合わせはこちら」を並べても、その前段で価値と比較材料が伝わっていなければ押されません。
- 制作会社に丸投げする
- 目的と対象を自社で決めずに任せると、判断の基準がないまま公開され、良否を検証できません。
- アクセス解析を見ないまま判断する
- 感覚で「反応が悪い」と決めると、実際にどの段階で離脱しているかを見落とします。
04 / CHECKLIST
最初に整理するべきこと
改修や制作に入る前に、次の項目を確認します。ここが埋まっていれば、Webのどこに手を入れるべきかが決まります。
月間のアクセス数と流入経路を把握しているか
検索・SNS・広告・直接アクセスの内訳と、それぞれの件数を確認できているか。
どのページが読まれているか
トップ、サービス、事例、会社概要のうち、実際に閲覧されているページを把握しているか。
どこで離脱しているか
問い合わせページまで到達した人数と、実際に送信された件数の差を確認しているか。
誰に向けたサイトなのか
受注できている顧客像をもとに、想定読者を一つに定めているか。
選ばれる理由が言葉になっているか
他社と比較されたときに提示できる違いが、サイト上の文章になっているか。
検討に必要な情報が揃っているか
対応範囲、進め方、事例、費用の考え方など、比較段階で見られる情報を掲載しているか。
問い合わせ以外の入口があるか
相談のハードルが高い相手に向けて、資料請求や事例の閲覧などの選択肢を用意しているか。
05 / STEPS
Web改善の7ステップ
順番が重要です。制作や改修は、STEP 4以降の手段として位置づけます。
- STEP 1
現状を把握する
アクセス数、問い合わせ数、ページごとの閲覧状況を確認し、どの段階の数字が不足しているかを特定します。
- STEP 2
流入経路を確認する
検索・SNS・広告・紹介のうち、どこから何人来ているかを分けて把握します。流入がない場合と、流入後に離脱している場合で対策が変わります。
- STEP 3
ターゲットと検索意図を整理する
想定読者を定め、その人がどんな言葉で調べ、何を知りたいのかを書き出します。
- STEP 4
ページ構造と訴求を整理する
各ページの対象と目的を一つに絞り、最初に伝える内容と、比較材料の並べ方を決めます。
- STEP 5
CTAを改善する
問い合わせまでの手数を減らし、送信後の流れを明示します。相談以外の入口もあわせて検討します。
- STEP 6
計測できる状態にする
流入数、ページ別の閲覧、フォーム到達数、送信数を記録できるようにします。
- STEP 7
継続的に改善する
数字を見ながら、一箇所ずつ手を入れて変化を確認します。同時に全部を変えると、要因が分からなくなります。
06 / SUPPORT
TAVIAができること
TAVIAは、Webサイトを制作すること自体を目的にはしていません。
事業上の目的と現在の数字を確認し、Webが顧客獲得導線のどこを担うのかを整理したうえで、必要な範囲を設計・制作します。
現状を確認した結果、制作より先に整理すべきことがある場合は、その旨をお伝えします。
SUPPORT AREAS
Web改善で横断する領域
- 事業
- ターゲット
- 訴求
- サイト構造
- コンテンツ
- CTA
- 計測
サイト全体をつくり直すのではなく、数字から特定した箇所に絞って手を入れます。
- アクセスと問い合わせの分析
- アクセス解析とフォームの数字を確認し、表示・訪問・理解・比較・行動のどこで落ちているかを共有します。
- ターゲットと訴求の言語化
- 受注できている顧客像から想定読者を定め、選ばれる理由をサイト上の文章に落とします。
- ページ構造と導線の設計
- 流入元ごとに最初に見せる内容を決め、比較材料の並べ方と、問い合わせまでの経路を設計します。
- 制作・改修の実行
- 全面リニューアルに限らず、特定ページの改修やLPの新規制作など、必要な範囲のみに対応します。
- 計測と改善の運用
- 確認する指標と記録方法を決め、公開後の振り返りに同席して次の改善を判断します。
支援の3つの入口
現状に応じて、いずれかから着手します。組み合わせる場合も、必要な範囲に絞って進めます。
- 01
現状を整理する
MARKETING AUDIT
現在のアクセスと問い合わせの数字、サイト構造を確認し、優先して改善すべき箇所を特定します。
- 02
必要な施策を実行する
TAVIA CREATIVE
サイト改修、LP制作、掲載コンテンツなど、必要と判断した範囲を設計・制作します。
- 03
継続的に伴走する
MARKETING OFFICE
公開後の数字を見ながら、改善の優先順位と次に着手する施策を継続的に判断します。
07 / STANCE
TAVIAの支援スタンス
TAVIAが支援を行ううえで、大切にしている判断基準です。
- まず現状を整理する
- 施策の話より前に、受注経路と数字の現状を確認します。何が課題かを共有できていない状態では、判断の基準を持てないためです。
- 施策ありきで考えない
- Web・SNS・動画・広告のいずれかを前提にした提案はしません。必要な手段は、課題を確認したあとに決めます。
- 不要なものは売らない
- 目的や現状に対して優先度が低いと判断した施策は、ご要望があってもその理由をお伝えします。取り組む範囲を絞ることも、必要な提案の一つだと考えています。
- 制作だけで終わらせない
- 納品して終わりにはせず、公開後に何を確認し、次に何を判断するのかまでを含めて設計します。
- 数字を確認する
- 感覚だけで判断せず、流入・問い合わせ・商談などの記録をもとに、続ける・変える・やめるを検討します。
- 依存させず、仕組みを残す
- 当社に任せ続けなければ回らない状態ではなく、判断の基準と手順が社内に残る形を目指します。
- 長期的な信用を優先する
- 短期の受注のために、根拠のない成果や過剰な期待をお伝えすることはしません。判断に必要な前提や条件も、あわせてお伝えします。
08 / FAQ
よくあるご質問
まず、検索・SNS・広告・紹介のうち、どの流入が不足しているかを確認します。
流入経路そのものがない場合は、サイト内の改善より先に接点をつくる必要があります。
逆に流入があるのに問い合わせが来ない場合は、掲載内容と導線が対象になります。
可能です。
構成と掲載内容の整理、特定ページの改修だけで変化が出る場合もあります。
現状を確認したうえで、部分改修と作り直しのどちらが妥当かをお伝えします。
対応可能です。
ただし、検索経路を整えて流入が増えても、サービスページと問い合わせ導線が整っていなければ問い合わせにはつながりません。
そのため、受け皿の状態もあわせて確認します。
更新頻度を前提にした構成にする、更新が必要な範囲を限定する、外部で運用を担うなど、体制に合わせて設計します。
更新前提の仕組みが、かえって負担になる場合もあるためです。
可能な場合もあります。
検索経路の整備、既存顧客や紹介からの導線、営業資料との接続などで進められるケースもあります。
広告の必要性は、顧客単価・検討期間・競合状況を確認したうえで判断します。
改善する箇所によって異なります。
CTAやフォームの改善は比較的短い期間で数字に表れますが、検索経路の整備は中長期の検証が必要です。
時期を断定せず、確認する指標と期間を先に決めてから進めます。
CONTACT
つくり直す前に。 今のサイトの数字を確認しませんか。
アクセス解析を見ていない状態でも構いません。現在の数字とサイト構造を確認しながら、どこから手を入れるべきかを一緒に整理します。